使用した電子天秤 | MP-3000 3100g/0.01g 事前調整済み 再現性±1d以内、四隅±1d以内(1㎏) |
環 境 | 温度24.3℃、湿度41%、気圧998hPa、天秤台上 |
A. | 水平を合わせた後スパン調整し1kgの分銅を中心、前、後ろに載せ記録する。 |
B. | 分銅を中心に載せた状態で水準器(電子天秤)を調整足で前高の状態にする。 |
1.分銅を前後に移動し表示値と降ろした時のゼロ点をそれぞれ記録する。 2.一度ゼロ点を取り再度分銅を中心、前、後ろに載せ、それぞれ記録する。 3.この状態でスパン調整を行いAと同一のチェックを行う。 *再度水平を合わせた後スパン調整を行う。(Aの状態) | |
C. | 分銅を中心に載せた状態で水準器(電子天秤)を調整足で後高の状態にする。 |
1.分銅を前後に移動し表示値と降ろした時のゼロ点をそれぞれ記録する。 2.一度ゼロ点を取り再度分銅を中心、前、後ろに載せ、それぞれ記録する。 3.この状態でスパン調整を行いAと同一のチェックを行う。 | |
A | B-1 | B-2 | B-3 | C-1 | C-2 | C-3 | |
中心 | 1000.00 | 1000.16 | 999.92 | 1000.01 | 999.80 | 999.91 | 1000.01 |
前 | 999.99 | 1000.16 | 999.91 | 1000.00 | 999.79 | 999.90 | 1000.00 |
後 | 1000.01 | 1000.16 | 999.92 | 1000.01 | 999.80 | 999.91 | 1000.00 |
ゼロ点 | 0.00 | 0.26 | 0.00 | 0.00 | -0.12 | 0.00 | 0.00 |
単位=g
この結果からスパン(感度)調整を行った後に水平(天秤の傾き)が変わると偏置荷重への影響が小さくても(B-3C-3)、ゼロ点の移動及びスパンが大きく変化し正確な測定結果が得られない事が解ります。(B-1.2,C-1.2)